【ダイソー・セリア】100均コーナーガードが救った我が家:新米ママの奮闘と成長の記録

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100均コーナーガードが救った我が家:新米ママの奮闘と成長の記録

長男の太郎が生まれた時、私は育児に関してそれなりに準備万端だと思っていました。育児書を読み、先輩ママたちからアドバイスをもらい、必要なベビーグッズも一通り揃えていました。しかし、実際に育児が始まると、本には書いていない現実の厳しさに直面することになりました。

特に太郎がハイハイを始めた生後8ヶ月頃から、我が家は一変しました。それまで「赤ちゃんは寝ているか泣いているか」という単純な存在だった太郎が、突然家中を探検する小さな冒険家に変身したのです。

最初は微笑ましく思っていたハイハイでしたが、日を追うごとに私の心配は増大していきました。我が家のローテーブル、テレビ台、本棚など、あらゆる家具の角が凶器に見えてきたのです。

目次

初めての怖い体験

太郎がハイハイを始めて2週間ほど経ったある日の夕方、私が夕食の準備をしていた時に事件は起こりました。いつものようにリビングで遊んでいた太郎の大きな泣き声が聞こえてきたのです。

慌てて駆けつけると、太郎がローテーブルの角のすぐそばで大泣きしていました。おでこに赤い跡がついており、明らかにテーブルの角にぶつけたようでした。幸い大きな怪我ではありませんでしたが、私は震え上がりました。

「もしもっと強くぶつけていたら?」「目の近くだったら?」「私がもう少し反応が遅れていたら?」様々な「もしも」が頭の中を駆け巡り、一晩中眠れませんでした。

夫に相談すると「子供なんてそんなもんだよ。俺も小さい頃はしょっちゅうぶつけてたらしいし」と軽く言われましたが、毎日太郎と向き合っている私には、そんな楽観的な気持ちになれませんでした。

高価な安全グッズへの挫折

翌日、私はベビー用品店に向かいました。安全対策グッズのコーナーには、様々なコーナーガードが並んでいました。しかし、その価格を見て愕然としました。

一つのコーナーガードが300円から500円、中には800円を超える高級品もありました。我が家には保護が必要な角が10箇所以上あり、すべてを揃えると軽く5000円を超える計算になりました。

さらに困ったのは、我が家の家具の形状が様々で、市販のコーナーガードでは合わないものが多かったことです。ローテーブルは角が丸みを帯びており、本棚は角が鋭く突出していて、テレビ台は変則的な形状でした。

結局、形が合いそうなものを2つだけ購入しましたが、家に帰って取り付けてみると、やはりフィット感が悪く、すぐに剥がれてしまいました。「赤ちゃんが口に入れると危険」という注意書きも気になり、使用を躊躇してしまいました。

100円ショップでの運命的な出会い

ベビー用品店での失敗から数日後、日用品を買いに行った100円ショップで、偶然コーナーガードを発見しました。「こんな安全グッズまで100円で売っているの?」と驚きながら手に取ってみました。

パッケージには「4個入り110円」と書かれており、ベビー用品店で見た商品の10分の1以下の価格でした。「安すぎて効果がないのでは?」という疑念もありましたが、この価格なら試してみる価値はあると思い、とりあえず5パック購入してみました。

家に帰って開封してみると、思ったよりもしっかりした作りで、弾力性もありました。両面テープで簡単に取り付けられ、様々な形状の角に対応できるよう、カットしやすい素材でできていました。

劇的な効果と安心感

100均のコーナーガードを家中の危険な角に取り付けてみると、その効果は想像以上でした。太郎が勢い良くハイハイして家具にぶつかっても、柔らかいクッションが衝撃を吸収し、泣くことがほとんどなくなりました。

何より素晴らしかったのは、私自身の精神的な安定でした。それまでは太郎がハイハイするたびに「ぶつからないかしら」「怪我しないかしら」とハラハラしながら見守っていましたが、コーナーガードのおかげで安心して見ていられるようになりました。

夫も「これは良いアイデアだね。家の中が安全になったし、君も安心できるようになったみたいで良かった」と言ってくれました。

予想外の副次効果

コーナーガードを取り付けてから数週間経った頃、予想していなかった副次効果に気づき始めました。

家具への傷防止 太郎がおもちゃを持ってハイハイしている時、おもちゃが家具の角にぶつかることがありましたが、コーナーガードがあることで家具に傷がつくのも防げていました。

大人も安全に 実は大人も意外と家具の角にぶつかることがあります。掃除機をかけている時や、急いで動き回っている時など、私自身もコーナーガードに救われることが何度かありました。

来客時の安心感 友人が小さな子供を連れて遊びに来た時も、コーナーガードがあることで安心してもてなすことができました。「こんな配慮があるなんて素晴らしい」と褒められることもあり、嬉しく思いました。

カスタマイズの楽しさ発見

100均のコーナーガードは加工しやすい素材だったため、我が家の家具に合わせてカスタマイズする楽しさを発見しました。

サイズ調整 大きな角には複数のコーナーガードを組み合わせて使い、小さな角にはカットして使用しました。ハサミで簡単に切れるため、様々な形状に対応できました。

色の工夫 100円ショップには様々な色のコーナーガードがあったため、家具の色に合わせて選択できました。白い家具には白いコーナーガード、木目の家具には茶色いコーナーガードを使用することで、見た目の違和感を最小限に抑えました。

形状の工夫 特殊な形状の角には、コーナーガードを複数個組み合わせて立体的に保護することも覚えました。まるでパズルのように組み合わせを考えるのが楽しくなりました。

太郎の成長と新たな発見

太郎が成長してつかまり立ちを始めると、新たな危険箇所が見つかりました。立った時の頭の高さにある角や、手をついた時に危険な場所など、ハイハイの時期とは違う視点での安全対策が必要になりました。

しかし、100均のコーナーガードなら気軽に追加購入できるため、太郎の成長に合わせて柔軟に対応することができました。高価な安全グッズだったら、こんなに気軽に増設することはできなかったでしょう。

友人ママたちへの情報共有

私の100均コーナーガード活用法は、ママ友の間で話題になりました。「そんなに安くて効果的なものがあるの?」「どこの100円ショップで買えるの?」という質問が殺到しました。

実際に我が家を見に来たママ友たちは、「こんなにしっかり保護されているのに、見た目もそれほど悪くない」「コストパフォーマンス最高!」と驚いていました。

その後、ママ友の何人かが100均コーナーガードを導入し、「おかげで安心して子供を遊ばせられるようになった」と感謝されました。この経験を通じて、良い情報を共有することの大切さを学びました。

次男誕生時の準備万端

太郎が2歳になった頃、次男の次郎が誕生しました。今度は経験があるため、次郎がハイハイを始める前から計画的にコーナーガードの準備をしました。

太郎の時の経験を活かし、より効果的な配置を考えて設置しました。また、太郎が成長して不要になった高さのコーナーガードを再利用し、無駄のない安全対策を実現できました。

家族全員の安全意識向上

コーナーガードを設置することで、家族全員の安全意識が向上しました。太郎も「これは痛くないやつだよ」とコーナーガードを理解し、家の中の安全について考えるようになりました。

夫も「君のおかげで家が安全になったね。子供だけじゃなく、大人にとっても住みやすい環境になった」と評価してくれました。

長期使用による耐久性の検証

100均の商品ということで耐久性を心配していましたが、実際に2年以上使用してみると、想像以上に長持ちしました。

粘着力の持続 最も心配していた両面テープの粘着力ですが、2年経過してもほとんど剥がれることはありませんでした。たまに端の部分が少し浮いてくることがありましたが、軽く押し直すだけで元通りになりました。

素材の劣化 ゴム系の素材でできているコーナーガードは、直射日光が当たる場所では若干の変色がありましたが、機能的には全く問題ありませんでした。弾力性も購入時とほぼ変わらず維持されていました。

清掃のしやすさ 子供がいる家庭では汚れは避けられませんが、表面が滑らかなコーナーガードは濡れタオルで簡単に清拭できました。食べこぼしやクレヨンの汚れなども、中性洗剤で容易に落とすことができました。

保育園での応用と先生からの評価

太郎が通っている保育園で、私のコーナーガード活用法を紹介したところ、先生方から大きな関心を持たれました。

「園でも導入を検討していたのですが、コストが課題でした。100円ショップの商品でそんなに効果があるなら、ぜひ試してみたいです」と園長先生から相談されました。

実際に園で試験導入してもらったところ、「子供たちの怪我が明らかに減りました。保護者の方にも安心していただけています」という報告をいただきました。その後、園全体での本格導入となり、私も少し誇らしい気持ちになりました。

実家での三世代安全対策

両親の住む実家を訪れた際、高齢の父がよく家具の角にぶつかって痣を作っているのを見かけました。「お父さんも危ないから、コーナーガードを付けてみない?」と提案したところ、最初は「そんな子供じみたもの」と渋っていました。

しかし、実際に100均のコーナーガードを取り付けてあげると、その効果に驚いていました。「これなら目立たないし、ぶつかっても痛くない。年を取ると足元がおぼつかなくなるから、これは助かる」と喜んでくれました。

母も「お孫ちゃんたちが遊びに来た時も安心ね」と満足してくれ、思わぬ形で三世代の安全対策に役立ちました。

DIYへの発展と創作の楽しみ

100均のコーナーガードに慣れ親しむうちに、より効果的な使い方を研究するようになりました。

組み合わせ技術 複数のコーナーガードを組み合わせて、より複雑な形状の保護システムを作ることを覚えました。例えば、階段の手すりの支柱部分や、変則的な角度の家具に対応する方法を編み出しました。

装飾的要素 単純な安全対策から一歩進んで、見た目も考慮したデザインを心がけるようになりました。コーナーガードに可愛いシールを貼ったり、部屋の色調に合わせて色を選んだりする楽しさを発見しました。

応用範囲の拡大 家具の角以外にも、ドアの隙間やコンセント周りなど、様々な危険箇所に応用できることがわかりました。まさに「安全対策のマルチツール」として活用範囲が広がりました。

季節変化への対応

春夏秋冬を通じてコーナーガードを使用する中で、季節による影響も観察することができました。

夏の高温多湿 梅雨時期や真夏の高温多湿な環境でも、コーナーガードの粘着力や形状に大きな変化はありませんでした。ただし、湿気で若干柔らかくなることがあり、より衝撃吸収効果が高まる傾向がありました。

冬の乾燥 乾燥する冬場には、静電気でホコリが付きやすくなりましたが、これは定期的な清掃で解決できました。寒さで硬くなることもありましたが、室内温度では問題ありませんでした。

季節行事への配慮 クリスマスツリーや雛人形など、季節の飾り付けをする際も、コーナーガードがあることで子供たちが安全に近づけるようになりました。特別な時期の装飾も安心して楽しめるようになりました。

経済的メリットの実感

100均コーナーガードを使い続けて3年、その経済的メリットを改めて計算してみました。

初期コストの比較 我が家で使用しているコーナーガードの総数は約40個。100均で購入した場合の総額は約1,100円でした。同様の保護効果を専門の安全グッズで実現しようとすると、少なくとも15,000円以上はかかったでしょう。

医療費の節約 コーナーガード導入前は、月に1-2回程度、太郎の軽い怪我で病院に行くことがありました。導入後はほぼゼロになり、医療費だけでも年間数万円の節約になりました。

精神的コストの軽減 数値化は難しいですが、心配やストレスが軽減されたことによる精神的な余裕は、何物にも代えがたい価値があります。

他のママたちとのコミュニティ形成

100均コーナーガードの話題をきっかけに、「プチプラ育児グッズ研究会」というママ友のグループができました。100円ショップで見つけた優秀な育児グッズを情報交換する集まりです。

情報の共有 「この100円ショップにこんな便利グッズがあった」「この使い方がおすすめ」といった実践的な情報を共有し合います。子育て中の限られた時間とお金を有効活用するノウハウが蓄積されました。

創意工夫の刺激 他のママたちの創意工夫を見ることで、自分も新しいアイデアを思いつくようになりました。育児は大変ですが、工夫する楽しさを見つけることで、前向きに取り組めるようになりました。

子供たちの安全意識教育

コーナーガードがあることで、逆に子供たちに安全について教える良い機会にもなりました。

太郎への教育 「これは痛くないように付いているけれど、角は本当は危ないものなんだよ」と教えることで、太郎は家の中の危険箇所を認識するようになりました。

次郎への自然な学習 次郎は最初からコーナーガードのある環境で育ったため、自然と安全な行動パターンを身につけました。兄の太郎が安全について教えてくれることもあり、兄弟で安全意識を共有できています。

外出先での応用 家で学んだ安全意識は、外出先でも活かされています。「ここは角が危ないから気をつけよう」と子供たち自身が判断できるようになりました。

介護への応用可能性

義母が軽い認知症になった時、100均コーナーガードの経験が思わぬ形で役立ちました。

転倒防止対策 高齢者の転倒事故は深刻な問題ですが、コーナーガードによって家具の角での打撲を防ぐことができました。「こんなところにも応用できるなんて」と夫と話し合いました。

費用対効果の高い介護用品 専門的な介護用品は高価なものが多いですが、100均商品で代用できるものがあることを実感しました。限られた介護予算の中で、効果的な安全対策を実現できる可能性を感じました。

メンテナンスとアップグレード

3年間の使用を通じて、効果的なメンテナンス方法も確立しました。

定期点検 月に一度、全てのコーナーガードの状態をチェックするルーティンを作りました。剥がれかけているものがないか、汚れが蓄積していないかを確認します。

計画的交換 完全に劣化してから交換するのではなく、少し劣化が見られた段階で予防的に交換することで、常に最適な状態を保つようにしています。

配置の最適化 子供の成長に合わせて、より効果的な配置に変更することも覚えました。身長や行動パターンの変化に応じて、柔軟に対応しています。

災害時の副次的効果

昨年の地震の際、意外な副次効果を発見しました。

避難時の安全性向上 地震で慌てて避難する際、普段以上に家具にぶつかるリスクが高まりますが、コーナーガードがあることで怪我のリスクが軽減されました。

余震時の安心感 余震が続く中、子供たちが家の中で過ごす時間も、コーナーガードがあることで少しでも安心できました。災害時こそ、日頃の安全対策の重要性を実感しました。

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