手作りアクセサリーやキーホルダーが人気を集める中、100円ショップのアクリルプレートパーツが注目されています。ダイソー、セリア、candoなどで手軽に購入できるこれらのアイテムを使って、オリジナルのキーホルダーを作ってみませんか?
目次
各店舗のアクリルプレートパーツの特徴
ダイソーのアクリルプレートパーツ
豊富なサイズ展開
- 正方形(3cm×3cm、5cm×5cm)
- 長方形(4cm×6cm、5cm×8cm)
- 円形(直径4cm、6cm)
- ハート型、星型などの特殊形状
特徴
- 透明度が高く、クリアな仕上がり
- 厚みは2~3mm程度で適度な強度
- キーホルダー用の穴あけ済み商品も豊富
- カラーバリエーションも充実
セリアのデコプレート
デザイン重視のラインナップ
- おしゃれなフレーム付きタイプ
- マット仕上げとクリア仕上げの選択肢
- 猫、花、雲などのかわいい形状
- ミニサイズから大きめサイズまで
特徴
- デザイン性が高く、そのまま使ってもおしゃれ
- 表面加工が施されたものが多い
- トレンドを意識した商品展開
candoのアクリルパーツ
実用性重視の商品構成
- シンプルな基本形状が中心
- DIY向けの無加工タイプが豊富
- 業務用品のような実用的なデザイン
- コストパフォーマンスが良い
特徴
- 加工しやすい素材感
- 大容量パックもある
- シンプルで飽きのこないデザイン
必要な材料と道具
基本材料
- アクリルプレートパーツ(お好みの形・サイズ)
- キーホルダーリング
- チェーンまたはストラップ
- 両面テープまたは接着剤
- デコレーション用素材
あると便利な道具
- カッター
- 定規
- 穴あけポンチ
- やすり
- マジックペン(油性・水性)
- シール・ステッカー
- マスキングテープ
基本的な作り方
1. デザインの決定
まずは完成イメージを描いてみましょう。写真を入れるのか、イラストを描くのか、文字を入れるのかを決めます。
2. サイズ合わせ
選んだアクリルプレートに合わせて、デザインのサイズを調整します。余白も考慮して配置を決めましょう。
3. 下準備
アクリルプレートの保護フィルムを剥がし、汚れや指紋をきれいに拭き取ります。
4. デコレーション
- 写真を入れる場合: 写真を適切なサイズにカットし、両面テープで貼り付け
- イラストを描く場合: 油性マジックで直接描画
- シールを貼る場合: 位置を決めてから慎重に貼り付け
5. 仕上げ
キーホルダーリングやチェーンを取り付けて完成です。
アイデア別制作方法
写真キーホルダー
材料
- 透明アクリルプレート
- お気に入りの写真
- 両面テープ
- デコレーションシール(オプション)
作り方
- 写真をプレートサイズに合わせてカット
- 両面テープで写真を貼り付け
- 上からもう一枚のプレートで挟む(サンドイッチ式)
- 周りをマスキングテープでデコレーション
イラストキーホルダー
材料
- 白または透明のアクリルプレート
- 油性マジック
- 色鉛筆(プラスチック用)
作り方
- 下書きを紙に描く
- プレートの下に下書きを置いて透かしながら描く
- 色付けして完成
押し花キーホルダー
材料
- 透明アクリルプレート
- 押し花
- ピンセット
- 透明接着剤
作り方
- 押し花を準備(事前に作成またはクラフトショップで購入)
- ピンセットで慎重に配置
- 薄く接着剤を塗って固定
- もう一枚のプレートで挟んで完成
レジン風キーホルダー
材料
- 透明アクリルプレート
- ホログラムシール
- グリッター
- 透明接着剤
- 着色料(食紅など)
作り方
- プレート内にホログラムやグリッターを配置
- 薄く色をつけた接着剤を流し入れる
- 気泡を抜いて乾燥
- 表面を研磨して仕上げ
上級者向けテクニック
エッチング加工
必要なもの
- エッチングクリーム
- マスキングシート
- カッター
手順
- デザインをマスキングシートでマスク
- エッチングクリームを塗布
- 指定時間放置後、水で洗い流す
- マスキングシートを剥がして完成
多層構造キーホルダー
アイデア
- 複数のアクリルプレートを重ねて立体感を演出
- 異なる色のプレートを組み合わせ
- 間にスペーサーを入れて浮遊感を表現
LED組み込みキーホルダー
必要なもの
- 薄型LED
- 電池
- 導線
- スイッチ
注意点
- 電気工作の知識が必要
- 防水処理を忘れずに
- 電池交換を考慮した設計
トラブルシューティング
よくある問題と解決法
アクリルに傷がつく
- 作業前に保護フィルムを貼る
- 柔らかい布で清拭する
- 研磨剤入りクリーナーは使わない
接着がうまくいかない
- 接着面の汚れを完全に除去
- 適切な接着剤を選択(アクリル用)
- 十分な圧着時間を確保
穴あけに失敗
- ドリルは低速で使用
- 切削油を使用
- バリ取りを忘れずに
メンテナンスと保管
日常のお手入れ
- 中性洗剤で優しく洗浄
- マイクロファイバークロスで乾拭き
- 直射日光を避けて保管
長期保管のコツ
- 個別に袋に入れて保管
- 重ねて保管する場合は間に紙を挟む
- 湿気の少ない場所で保管
安全に作業するために
注意事項
- カッターやドリルの取り扱いに注意
- 換気の良い場所で作業
- 接着剤やエッチングクリームは説明書をよく読む
- 子供が作業する場合は大人の監督下で
廃棄方法
- アクリル材料は一般的にプラスチックゴミとして廃棄
- 自治体の分別ルールに従う
- 接着剤などの化学物質は適切に処理
まとめ
100均のアクリルプレートパーツを使ったキーホルダー作りは、手軽で楽しいDIYプロジェクトです。ダイソー、セリア、candoそれぞれの特色を活かして、自分だけのオリジナルアイテムを作ってみてください。
初心者でも簡単に始められる一方で、技術を身につければより本格的な作品も制作可能です。まずは基本的な材料を揃えて、気軽にチャレンジしてみましょう。
手作りキーホルダーは、自分用はもちろん、プレゼントとしても喜ばれること間違いありません。世界に一つだけの特別なアイテムを、ぜひ手作りで楽しんでください。

