【ダイソー・セリア】100均サングラスが救った体育祭での奮闘記 – ダイソーの110円商品から始まった親子の絆深化エピソード

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100均サングラスが救った体育祭での奮闘記 - ダイソ

2019年5月の暑い日曜日、息子の中学2年生最後の体育祭を迎えた私は、一つの重大な問題に直面していました。強い日差しの下で一日中応援席に座る予定でしたが、普段使用していたサングラスを前日に壊してしまったのです。レンズとフレームを繋ぐネジが完全に取れてしまい、修理する時間もお店も見つからず、裸眼で体育祭に臨むしかないと諦めていました。

しかし、当日の朝、家族で体育祭会場に向かう途中に立ち寄ったダイソーで、なんとなく立ち寄った雑貨コーナーでサングラスを発見しました。「110円でサングラスなんて、おもちゃみたいなものだろう」と思いながらも、背に腹は代えられない状況で購入を決断しました。

この時の私には想像もできませんでしたが、この100均サングラスは単に日差しを遮るだけでなく、息子との関係改善、家族の絆深化、そして自分自身の価値観変化をもたらす重要なアイテムとなったのです。体育祭という一日の出来事が、その後3年間にわたって我が家に様々な変化をもたらし、100均商品に対する認識を根本的に変えることになりました。息子の中学生活最後の大きなイベントから始まったこの体験を、詳細に振り返ってみたいと思います。

セリアのサングラス
目次

体育祭当日の緊急事態

体育祭前日の夜、私は翌日の準備を進めていました。カメラ、折り畳み椅子、日焼け止め、帽子、そして愛用のサングラス。5年前に購入した中価格帯のスポーツサングラスで、ジョギングや屋外活動では必需品でした。しかし、清掃のためにレンズを拭こうとした瞬間、フレームからレンズが外れ、ネジが転がって見失ってしまいました。

精密ドライバーセットを使って修理を試みましたが、小さなネジはカーペットの奥に消え、代替品も見つかりません。妻に相談しても「メガネ屋さんは明日は休みだし、今から買いに行くには遅すぎる」との返答。息子に「サングラスなしでも大丈夫?」と聞かれましたが、私は強い日差しと紫外線に敏感で、過去に長時間の屋外活動で頭痛を起こした経験があります。

「仕方がない、帽子を深くかぶって乗り切ろう」と諦めかけた時、妻が「明日の朝、早めに出発してダイソーに寄ってみる?」と提案しました。「100均のサングラスなんて使い物になるのか?」という疑問はありましたが、他に選択肢がない状況でした。

体育祭当日の朝7時、家族3人で車に乗り込み、会場に向かいました。途中のダイソーに立ち寄ると、開店直後で客も少なく、雑貨コーナーでサングラスを探しました。驚いたことに、思っていたより種類が豊富で、デザインも様々でした。スポーツタイプ、ファッションタイプ、偏光レンズ付きなど、10種類以上の選択肢がありました。

価格はすべて110円。「この値段でまともな性能があるわけない」と思いながらも、スポーツタイプで黒いフレームの商品を手に取りました。軽量で、フィット感も悪くありません。「一日だけ持てばいい」という気持ちで購入を決めました。

予想外の使用感と性能

ダイソーから体育祭会場に到着し、応援席でサングラスをかけた瞬間の印象は「思ったより悪くない」でした。レンズの透明度は十分で、視界の歪みもほとんど感じませんでした。何より、強い朝日から目をしっかりと保護してくれているのが実感できました。

体育祭が始まり、8時から16時までの長時間着用でサングラスの真価が問われることになりました。午前中の種目では息子の徒競走とリレーがあり、カメラで撮影しながらの応援でしたが、サングラスをかけたままでもファインダーがよく見え、撮影に支障はありませんでした。

正午頃、太陽が真上に来た時間帯が最も厳しいテストでした。気温は30度を超え、直射日光が容赦なく降り注ぎます。この時間帯に息子の学年による団体競技があり、最前列で応援する必要がありました。100均サングラスは期待以上の性能を発揮し、眩しさを軽減するだけでなく、紫外線による目の疲労も軽減してくれました。

午後の部では、息子が所属する陸上部によるリレー競技がメインイベントでした。息子はアンカーを務める予定で、私たち家族の注目度も最高潮に達していました。この大事な瞬間を、100均サングラス越しにしっかりと見届けることができ、鮮明な写真撮影も成功しました。

一日の終わりに振り返ると、サングラスによる頭痛も目の疲労もほとんどありませんでした。「110円でこの性能なら十分すぎる」というのが率直な感想でした。家に帰る車の中で、息子が「お父さんのサングラス、かっこよかったよ」と言ってくれたのが印象的でした。

息子との予想外のコミュニケーション

体育祭から数日後、息子が突然「この前のサングラス、まだ持ってる?」と聞いてきました。中学2年生の息子とは普段あまり会話が多くなく、学校のことも「普通」「別に」程度の返答しか得られない日々でした。サングラスについて興味を示したことが意外で、詳しく話を聞いてみました。

息子によると、体育祭で私がサングラスをかけている姿が「いつもと違ってかっこよく見えた」とのことでした。特に、息子のリレー競技の時に最前列で大きな声で応援している私を見て、「お父さんも頑張ってくれてるんだ」と感じたそうです。普段は恥ずかしがって親の応援を嫌がる息子が、この日は違って見えたと言います。

「僕もサングラスが欲しい」という息子のリクエストに、最初は「中学生にサングラスは必要ない」と答えそうになりましたが、せっかくのコミュニケーションの機会を逃したくないと思い、「一緒にダイソーに見に行こう」と提案しました。息子の顔が明るくなったのを見て、正しい判断だったと感じました。

週末に息子と二人でダイソーに出かけました。普段は家族での買い物を嫌がる息子が、この時は積極的にサングラスを試着し、「どれがいいと思う?」と私の意見を求めてきました。結局、息子はスポーツタイプの青いフレームのサングラスを選び、「お父さんとお揃いだね」と嬉しそうでした。

この買い物を機に、息子との会話が徐々に増えていきました。学校でサングラスをかけた写真を友達と撮ったこと、部活動の屋外練習で使用して快適だったこと、クラスメイトから「どこで買った?」と聞かれて「ダイソー」と答えて驚かれたことなど、様々な話をしてくれるようになりました。

セリアのサングラス

家族での100均商品再評価

息子とのサングラス体験をきっかけに、家族全体で100均商品に対する見方が変わりました。妻は最初から「100均には掘り出し物が多い」という考えでしたが、私は「安かろう悪かろう」という先入観を持っていました。しかし、サングラスの性能が期待以上だったことで、他の商品についても再評価する気持ちになりました。

家族会議のような場で、これまでに購入した100均商品について話し合いました。妻が愛用しているキッチン用品、息子の文房具、私も知らないうちに使っていた掃除用品など、意外にも多くの100均商品が家庭内で活躍していることがわかりました。

特に印象的だったのは、妻が2年前から使用している100均のスマートフォンスタンドでした。「最初は見た目が安っぽくて嫌だったけど、機能的には十分だし、壊れても気軽に交換できる」という妻のコメントに、なるほどと納得しました。高額な商品を大切に長く使うことも重要ですが、用途によっては100均商品の「気軽さ」も価値があることを理解しました。

息子からは学校で人気の100均文房具について教えてもらいました。「友達の間では、高い文房具よりもダイソーの面白い商品の方が話題になる」という話は新鮮でした。価格の安さが、気軽に試すことを可能にし、結果として新しい発見や楽しさに繋がるという考え方は、大人の私には欠けていた視点でした。息子の友達グループでは、100均で見つけた面白いアイテムを紹介し合うのが一種のコミュニケーションツールになっているとのことで、「お父さんも一緒に探しに行こう」と誘われました。

この家族での議論を経て、我が家では月に一度「100均探検日」を設けることにしました。家族3人でダイソーやセリア、キャンドゥを回り、それぞれが気になる商品を一つずつ選んで購入し、後日その使用感を報告し合うという企画です。予算は一人330円(3商品)までという制限を設けて、ゲーム感覚で楽しむことにしました。

第1回目の探検では、私は園芸用の小道具、妻は収納グッズ、息子は電子機器関連のアクセサリーを選びました。それぞれの選択理由や使用後の感想を共有することで、家族の新しい一面を知ることができ、予想以上に盛り上がりました。特に、息子が選んだスマートフォン用の車載ホルダーは、家族旅行での大活躍し、「息子の選択眼は鋭い」と再認識することになりました。

daiso のサングラス

サングラス使用の継続と発見

体育祭での成功体験により、100均サングラスは私の日常生活にも定着しました。ジョギング、ガーデニング、洗車、子供の部活動応援など、様々な屋外活動で使用するようになり、その都度新しい発見がありました。

最も驚いたのは耐久性の高さでした。当初「一日持てばいい」程度に考えていたサングラスが、3ヶ月経っても問題なく使用できています。レンズの傷も予想より少なく、フレームの歪みもありません。息子と一緒にキャッチボールをした際にボールが顔面に当たるアクシデントもありましたが、サングラスは無傷で、むしろ目を保護してくれました。

機能面での発見もありました。偏光レンズではないものの、水面や路面の反射光をある程度軽減してくれることがわかりました。川でのバーベキューや海水浴でも十分な性能を発揮し、高価なサングラスでなければできないと思っていた活動も、100均サングラスで十分楽しめることを体験しました。

デザイン面でも再評価が必要でした。最初は「安っぽく見える」と心配していましたが、実際に着用してみると意外にもスタイリッシュで、年齢や服装を選ばないデザインでした。職場の同僚からも「どこのブランド?」と聞かれることがあり、「ダイソーです」と答えると驚かれることが多々ありました。

複数購入することのメリットも発見しました。110円という価格なので、車用、家用、職場用と複数箇所に常備することが可能です。必要な時にサングラスが見つからないストレスがなくなり、屋外活動への心理的なハードルも下がりました。息子も学校用とプライベート用で2本購入し、用途に応じて使い分けています。

周囲への影響と波及効果

私と息子の100均サングラス体験は、周囲の人々にも影響を与えました。最初は職場の同僚への話題提供程度でしたが、徐々に実際に購入を検討する人も現れ、小さなトレンドのようなものが生まれました。

職場での昼休みに、100均商品の話題で盛り上がることが増えました。私のサングラス体験を皮切りに、同僚たちもそれぞれの100均活用術を披露し合うようになりました。特に、外回りの多い営業担当の田中さんは、私の話を聞いて即座に100均サングラスを購入し、「コスパ最高」と絶賛していました。「高級サングラスを紛失するリスクを考えると、100均で十分」という田中さんのコメントは、多くの同僚が共感するところでした。

息子の学校でも似たような現象が起きていました。息子が友達にダイソーのサングラスを紹介したところ、クラスの半分以上の生徒が同様の商品を購入したそうです。「100均サングラス部」という非公式グループまで結成され、新商品情報の交換や、どの店舗にどんな種類があるかの情報共有が行われていました。息子は情報収集係として重要な役割を果たし、クラス内での存在感も向上しました。

妻の友人グループでも話題になりました。ママ友の集まりで妻が我が家の100均探検について話したところ、「面白そう」「うちでもやってみたい」という反応が多数あったそうです。実際に数家族で合同の100均探検を実施することになり、私も参加することになりました。大人6人、子供8人の大所帯での100均ショッピングは壮観で、店員さんも驚いていました。

近所の方々にも影響が広がりました。町内会の夏祭りの準備で、私が100均サングラスをかけて作業していると、「それ、どこで買ったの?」と多くの方に質問されました。その場で数人の方がダイソーの場所を確認され、後日「買ってきました」という報告をいただきました。特に70歳を超えるおじいさんが「孫と一緒に買い物に行くきっかけになった」と話してくださった時は、100均サングラスがもたらした波及効果の大きさに驚きました。

100 yen のサングラス

価値観の変化と学び

この一連の体験を通じて、私の価値観に大きな変化が生まれました。「高価格=高品質=良い商品」という単純な図式から、「用途に応じた適切な選択」という考え方にシフトしました。すべての商品で最高級品を選ぶ必要はなく、使用頻度、使用環境、求める機能などを総合的に判断して商品を選択することの重要性を理解しました。

特に「コストパフォーマンス」という概念について、深く考えるようになりました。5,000円のサングラスと110円のサングラスを比較した場合、確かに品質面では前者が優れているでしょう。しかし、年に数回しか使わない、紛失や破損のリスクが高い、複数箇所に常備したいなどの条件を考慮すると、後者の方が合理的な選択となる場合があることを体験を通じて学びました。

「気軽さ」の価値も再認識しました。高価な商品は大切に扱う必要があり、使用時にも緊張感が伴います。一方、100均商品は気軽に使えるため、新しいことに挑戦する際の心理的ハードルが低くなります。息子とのアウトドア活動が増えたのも、道具に対する心配が減ったことが一因でした。

「先入観の危険性」についても大きな学びがありました。「100均商品は品質が低い」という思い込みが、実際に良い商品を見逃すリスクを生んでいることを実感しました。価格やブランドではなく、実際の性能や満足度で商品を評価する姿勢の重要性を痛感しました。

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家族関係においても変化がありました。息子との共通の話題や活動が増え、親子関係が改善されました。また、家族での買い物や商品選びが、単なる消費行動ではなく、コミュニケーションや学習の機会になることを発見しました。

セリアの運動会用サングラス

3年後の現在と継続的な影響

2022年現在、あの体育祭から3年が経過しましたが、100均サングラスとの付き合いは続いています。最初に購入したサングラスは1年半ほど使用した後、ついに寿命を迎えましたが、その間に家族全員で合計10本以上の100均サングラスを購入し、それぞれの生活に定着しています。

息子は現在高校1年生になり、部活動(テニス部)でほぼ毎日サングラスを使用しています。「最初は友達にからかわれたけど、実用性の高さがわかってからは、みんな真似するようになった」と話しており、高校でも100均サングラスは市民権を得ているようです。息子の成長とともに、商品選択の基準も「見た目」から「機能性とコスパ」に変化しており、親としても頼もしく感じています。

妻も100均商品への関心がさらに高まり、現在では家計の節約と実用性の両立を図る重要な手段として活用しています。特に季節用品や一時的に使用するアイテムについては、まず100均で探してみるという習慣が定着しました。「必要な時に必要な分だけ、気軽に購入できる」という100均の特性を最大限に活用しています。

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